妊娠過程
長男を妊娠したのは２７歳の時。この時私は今でいう“妊活”をしていました。
卵管造影検査、排卵誘発剤、タイミング法。家では高っかい漢方薬をネットで頼んで飲んでいました。(もうかなり前のことなので薬局の名前も覚えていないし、金額も忘れてしまいましたがとにかく高かった💦)
周りもそろそろ結婚し始め、子どもが生まれていたので自分もそんな生活に憧れを持ち始めていました。旦那とお互いフルタイムで働いていたのでこの頃は経済的な不安はさほどなかったかと思います。
治療を始めて３ヶ月が経った頃、旦那の仕事の関係で引っ越しをすることになり１回だけ治療をパスしました。
…翌月、妊娠していたんです!!引っ越しで忙しくて１回だけ治療を見送ろう…と仕方ない気持ちというか、引っ越しが終わればまたすぐに治療を開始できるとその月は妊活のことは何も考えていなかったと思います。
不思議なことにホント頭の片隅にも妊活のことはないくらい引っ越しに全集中!!していたので、妊娠したいというストレスは大きいと思います。
妊娠生活はつわりで少し休職しましたが産休まで無事に働きました。エコーでは胎児が小さめと言われてきて産休に入った途端に切迫早産・子宮内胎児発育不全と言われすぐに入院…せっかく産休が始まりこれから生まれるまで１人時間謳歌しようと思ってたのに😇
３５週から２週間ほど入院しました。切迫早産の治療の点滴(ウテメリン)とこの時分かった貧血。貧血のヘモグロビンの値が確か７で担当の先生に「しんどくなかったの❔」と言われ、こちらも点滴(フェジン)をすることに。全く貧血の症状に気付かなかった私。切迫早産治療の点滴のが一番辛かった😭
子宮内胎児発育不全があったのでほぼ毎日エコー検査をしていたと思います。いつも小さ目なわが子。３７週を無事に迎え退院することになりましたが分娩には産科の先生と新生児科の先生の立ち合いで、生まれたらNICU(新生児集中治療室)に入る予定になっていました。
いざ、出産へ！！
切迫早産で入院していた私ですが、予定日を超えて４０週と４日で破水し陣痛が始まりました。(予定日を過ぎた分、少し産休が延びました笑)退院してから食欲全開だった私は、毎日食べまくり体重は妊娠前より１４㎏オーバー。。。「お産が長くなるとツライな。。。」と思い毎日３０分程度のウォーキング。なんせこの時は旦那と２人暮らしなので自由でした。
お産の兆候は昼間の破水からだったので比較的落ち着いてタクシーを呼び病院に向かいました。それが夜１０時過ぎたあたりから不定期に痛みが来るように。助産師さんにまだ規則的じゃないからまだまだかな、と言われガッカリ⇩
「陣痛と言ってもらえると頑張れる！！」と訳わからないことを言い、陣痛開始が夜の１０時半頃でお産はスタートしました。日が変わって深夜１時頃分娩室に移動しようといわれ【いよいよ！！】と覚悟を決めていざ分娩台へ。。。ほどなくして陣痛が遠のいていくのはナゼ(?_?)陣痛促進剤を使用し、陣痛ふっかーつ!!深夜３時３４分無事に長男は誕生しました。
先生たちの安堵
私の出産には産科の先生と新生児科の先生が付き添ってくれ、息子は生まれたらすぐにNICUに入ることになっていたため多くの先生方に見守っていただきましたが、生まれてみたら体重が３０００ｇを超えていたためNICUに入ることなく母子同室で過ごせることとなりました。もちろん私も安心しました。
その後黄疸があり、治療などもしましたが無事に退院となりました。
★切迫早産・・・妊娠22週以降３７週未満に分娩に至ること。下腹部痛や出血、破水などの症状がありかつ内診で子宮口の開大や児頭の下降などの所見を伴った場合。
★子宮内胎児発育不全・・・何らかの原因で赤ちゃんの発育が遅れ、妊娠週数に相当する胎児の体重がなく小さい状態のこと。原因は不明なことが多く、母体要因・胎児要因・胎盤・臍帯因子などがあり、それらの複数の要因が絡み合って赤ちゃんの発育不良になっていると考えられる。母体要因としては喫煙・妊娠高血圧症候群などがあり、胎児要因としては胎児の奇形や先天異常と関りがあり、胎盤が小さかったり、臍帯が細かったり血液供給が不十分な場合にも起こる。
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